ゴールデンウィーク中に2回開催!
5月4日&5月7日はA-LINE社内にて、ベトナム人を対象にしたチームワークに大切な共感力UP研修を行いました。
ベトナムから来日して間もない方も多いため、最初は不安そうな表情の方も少なくありませんでした。
感情を言葉にする
共感力とは何か?という前提として、感情を表す言葉には、どのようなものがあるのかということを共有する必要があります。
日本語の壁もありますので、以前、弊社でバイトをしていたベトナム人に通訳を依頼し、まずはベトナム語で自由に発言してもらいながら、日本語の感情表現に変換するという作業を行いました。
表情模倣、感情を理解するトレーニング
一人の人に、お題となる「幸せ」「驚き」などの表情を指定し、みんなの前で、表現してもらいます。
最初は照れ臭そうに表現している彼等も、徐々に慣れてきて、わかりやすい表現が出来るようになってきました。
ネガティブ、ポジティブな感情を知る
どんな時、どんな言葉でネガティブな感情になるか、ポジティブな感情になるかを医療関連の例を挙げながら共有していきました。
ネガティブな話ではとても悲しそうな表情をしてくれたと思うと、突然笑い出すなど、アクシデントもありましたが、深く他者の感情を捉えるという練習にはなったようです。
ロールプレイと自己開示そしてまとめへ
日本人は、他者の感情を目で読み取るテストの点数が、他国の人よりも高いという結果が出ています。
日本でアルバイトや、就職をする外国人にとって、言葉の壁のみならず、他者の感情を表情で読み取ることはとても難しいことのようです。
これも一つの文化の違いなのかもしれませんが、日本人は「察する」ということが、とても大切とされています。
故に「空気を読む」という言葉も、あっさり共有出来るのでしょう。
外国では「思ったことは声に出す」「言葉で表現する」という文化もあり、日本人の対応が「分かりづらい」と感じてしまう外国人も少なくないようです。
一方で、日本で働くのであれば、日本らしい文化も知って、理解してもらう必要があります。こうした研修を通じて、日本人の考え方や文化を知ってもらうことを期待しています。