国試まで1ヶ月!どう過ごす?
看護師国家試験まであと1ヶ月をきりました。試験日が近い順に
助産師:2月16日(木)
保健師:2月17日(金)
看護師:2月19日(日)
学生のみなさんはいくつの試験を受けるのでしょうか?
運命の合格発表はどの資格も3月27日(月)。
これら3回のコラムを読んで自信がついたあなた、合格間違いなしです!引き続きそのペースで勉強を進めてください。 逆に不安が倍増してしまったあなた、大丈夫まだ間に合います!!コラムを読んで「え・・・こんな解剖の図を書いたノートなんて作ってない(涙)」「ボールペンで教科書に書き込んでいる余裕ないよ〜(号泣)」(第106回看護師国家試験合格の秘訣vol.1参照)と思ったのではないでしょうか?短大時代の私がこれら3回のコラムを読んだらまさしくこの心境に陥ったことでしょう。国試浪人を覚悟していたかもしれません。
今回はそんなあなたにおすすめの勉強方法をご紹介しましょう。
学校に行こう !
私が通っていた短大は卒業試験というものがなく、国家試験対策は学生の自主性に任されていました。12月に実習が終わり、その後は基本的には「自己学習期間」でした。12月は実習を終えた喜びに浸り、国試の勉強を本格的に始めたのはお正月を満喫してからという遅さでした。12月までの間も大した勉強はしていませんでしたから、実質1ヶ月半で対策をしなければなりません。1人で勉強することはとても非効率だと考えた私が実践したのは【学校に行く】ということ。通学時間がもったいないという人もいましたが、片道40分の通学時間は暗記ものの参考書を読んで勉強時間にあてることにしていました。家にはたくさんの誘惑がありますから、それに勝つ自信がなかった私にとっては有効な方法でした。
学校に行くと誰かしら友人が来ていて国試勉強をしています。みんな私より優秀なので、一緒に勉強して教えてもらったり、時には彼女たち(学生は女子のみ)から問題を出してもらったりすることで新たな知識を獲得することができました。常に質問できる人がそばにいると勉強もはかどります。友人に聞いてもわからなければ、先生に質問に行くこともできます。それも学校に行くメリットと言えるでしょう。
また、友人と一緒に勉強していると自分だけサボるわけにはいかない環境なので、自然と勉強時間が増えることになります。友人はここまでやっているのに私はまだそこまで追いついていない・・・そんな光景に時に焦ることもありますが、お尻に火をつけてくれるきっかけになるので結果オーライでしょう。
また、国試対策委員が率先して国試直前勉強会等を企画してくれる学校もあると思います。そういった企画には積極的に参加し、知識を強化することもおすすめです。自分の弱い分野の勉強会には絶対に参加して底上げをはかりましょう。
私自身の国家試験前のスケジュール をご紹介します。
6:00 起床 目覚ましに1時間程度勉強
9:00 学校に到着 勉強開始
12:00 ランチ 友人と国試のことはもちろん恋愛話等で大いにしゃべって笑う
13:00 勉強再開
17:00 おやつ 大学生協やコンビニまでお散歩 外の空気を吸ってリフレッシュ
20:00 学校が閉まるので移動して勉強再開 or 友人と食事して帰宅
24:00 就寝
こんなものだったように記憶しています。自宅は休息の場、学校は勉強の場、というメリハリをつけたことで、生活リズムを崩さずに当日まで過ごすことができました。
今から新しい書籍は買わない
私もそうでしたが、本を購入しただけで勉強したつもりになってしまうことがあります。また、直前に新しい本を購入してそれに手を付けられないでいると、「この参考書まだやっていない」という不安に襲われることがあるのでおすすめしません。すでに過去問題集や暗記ものの参考書や苦手分野に関する参考書等は持っているはずですから、それを読み込んでいくようにしましょう。友人が持っている参考書から問題を出してもらうということもできますね。
今から自作のノートは作れなくても問題集や参考書に赤字や青字でコメントや解説、自分の弱点を書き込む、これだけでも効果はあると思います。
ここまでやったら合格する、これが解けたら大丈夫、国家試験の勉強にゴールはありません。ただ、落とすための試験ではない、ということだけは言えます。
泣いても笑ってもあと1ヶ月。今からできる最大限のことをやりきって当日に臨みたいですね!