それでは、試験前日から当日までの秘訣を。。。
私の通学していた学校では、試験前日に試験会場近くのホテルにほぼ全員泊まって、当日の朝、みんなで観光バスに乗って試験会場に向かうのが恒例になっていました。
何校も同じようにされていて、ホテルは看護師国家試験受験者で埋め尽くされていました。
前日の夜は、何をするかというと。。。
みんなで問題を出し合って答える。これをひたすら繰り返すのですが、これは、あまりお勧めではありません。
それは何故か。
みんなが答えられた問題に答えられないと不安が募るだけなのです。実際に私もクラスメイトの何人かがその現象に陥りました。
そんな不安で一杯いっぱいな私たちにクラスメイトの一人がこう言いました。
「俺たち、普通に授業受けてきて、そこそこの成績だったんだから、合格するに違いないよ」
「落ちる訳ないじゃん」
「だって8割(当時の合格率)の人が合格するんでしょ」
「5人に1人しか落ちないんだから。。。」
その時、私は、途端に不安が解消されました。「確かにそうだ」と単純にそう思ったのです。また妙に説得力のある言葉だったのです。
落ちるのは一部の人だけ。自分は、平均的なら合格するに違いないと自信をつけておくこともとても大切なコトになります。
ちなみに国家試験後、自己採点をして合格ラインに届いていないんじゃないかと一番不安がる羽目になったは、私たちに勇気を与えてくれた彼であったというオチもちゃんと付けてくれました。笑
彼の名誉のためにもその年、一緒に合格したことも付け加えておく。
夜は、寝ろって言われても緊張と興奮のため、そう簡単に眠れるものではありません。しかし、明日は試験本番になります。0時を超えたら、寝る準備をしてベッドに入りましょう。
眠れなくても灯りを落として横になっているだけでも身体は休めます。明日の人生最大の戦闘に備えて身体の準備はしておきたいところです。
私が結局、眠りについたのは4時頃だったと記憶しています。もっと早く眠ればよかったと後悔したのは言うまでもありません。
前日までに準備確認しておきたいことは。。。
1)試験会場(一度は足を運んでおくべき。当日の迷子は最悪)
2)当日の持ち物(詳細は看護師国家試験合格の秘訣をVol.3を参照)
医療法人社団 健仁会 船橋北病院 看護副部長
江戸川看護高等専修学校 千葉看護専門学校 健仁会 船橋北病院 看護師長 医療安全管理室 医療安全管理者 CVPPP(包括的暴力防止プログラム)トレーナー 日本救急医学会ICLS認定インストラクター 日本神経救急学会・日本救急医学会・日本臨床救急学会(監修)ISLS認定ファシリテーター NPO法人医療危機管理支援機構INARSコース認定インストラクター 大阪ライフサポート協会PUSH認定インストラクター 幸手看護専門学校非常勤講師