タンザニアでは仕事の合間にThe Aga Khan Hospital(アガ・カーン病院)の視察をしてきました。 こちらもエチオピアのMCMコリアンホスピタルと同様に、日本人が受診・入院できる環境が整った病院です。24時間対応、MRIなどの検査機器が充実しているとのことでした。
入り口脇にあった案内板。英語表記されていて安心。これを見て「ここなら大丈夫だな」と思いました。救急車も停まっていました。
【検査室】清潔な印象を受けました。
【薬局】ここで処方された薬を受け取って帰宅するのだそう。日本と同じシステム。
【中庭】中庭から病室をのぞむ。花壇の手入れがされていて居心地がいい空間でした。
【病室】天井から吊り下げられているのは蚊帳!病室に蚊帳があるとはビックリ!
【病室の窓から見える景色】すぐそばに海があり、潮風と波音が聞こえてきました。
【ザンビアの車窓から】後ろ姿の女性の頭には「ナースキャップ」が。これで通勤しているのでしょうか。
エチオピアと比較すると、タンザニアの方が医療環境は進んでいるように感じましたが、それでもやはり日本と比較すると低い医療水準です。マラリアやエイズ等の感染症はもちろん、ウイルス性の肝炎も蔓延しており、注意が必要でした。平均寿命の低さや乳幼児死亡率の高さから考えると、保健医療の整備が不十分であることがわかります。
渡航する本人が健康であること、必要な予防接種を受けていること、十分な保障を得られる保険に加入していること、体調がおかしいと思ったらすぐに大使館が推奨する病院を受診すること。こういった準備をしっかりしていけば、アフリカで生活するのもきっと怖くない・・・はず。
慶應義塾看護短期大学 東海大学健康科学部看護学科 看護学士 早稲田大学大学院政治学研究科 ジャーナリズム修士 ニューヨーク留学 慶應義塾大学看護医療学部 慢性看護学実習指導 東海大学健康科学部看護学科 在宅看護学実習指導 東京都御蔵島村 保健師 シンカナース副編集長