シンカナースを立ち上げる中で関係者全体で大切にしていきたいのは「シンカナースとは何か?」という意識の共有でした。技術的な面は今や様々な手法もあり、出来ることは増えている。ただ、これをどう育てていくのか?ということを関係者が共有していないと、行き着く先がバラバラになりかねない。
これは看護部でも、病院全体でも同じことかもしれませんが、やる気がある人たちが集まっても、共有出来る理念や価値観が違えば、スタート時には気付かなくても、いつか離れ離れになるということはよく起こること。
そこで、シンカナースを病院や施設と看護師を繋ぐというだけのサイトなのか?3Aとは何か?看護の未来は看護師が創造するとは何か?など共有し、お互いの意見を出し合いながらも、ベースの意識を共有するということを行っています。
シンカナースでは、お互いの意見や思いに歩み寄りながら明るい未来を創造するということを大切にしていきたい。
そのためには、看護師が看護を辛い、きつい、大変だと思う気持ちが日々発生してしまうこと、看護学生が求める安心して働ける病院には、良い人間関係の病院が重要だということ、看護管理者もまた自分には管理者なんて向いていないのか?と悩むこともあるのだという様々な事実を知るということがナースが進化する上で重要な一歩であると信じ、参加型のメディアにしていこう!と着々と会議を進めております。
綺麗事だけではなく、看護のリアルと未来を明るく繋ぐメディアを目指して!
シンカナース株式会社 代表取締役社長
看護師として勤務していた病院において、人材不足から十分な医療が提供出来なかった原体験を踏まえ「医療の人材不足を解決する」をミッションに、2006年に起業。 現在、病院に対しコンサルティングおよび教育を通じた外国人看護助手派遣事業を展開。25カ国以上の外国人看護助手を育成し、病院へ派遣することで、ミッションを遂行している。 東京都立公衆衛生看護専門学校 看護師 東洋大学 文学部 国文学科 学士 明治大学大学院 グローバルビジネス研究科 経営管理修士(MBA) 日本大学大学院 総合社会情報研究科 総合社会文化博士(Ph.D.) ニュージーランド留学 帝京大学医学部附属病院 東十条病院 三井住友銀行 元東京医科歯科大学非常勤講師 元同志社大学嘱託講師 元日本看護連盟幹事 元東京都看護連盟幹事 日本看護連盟政治アカデミー1期生 シンカナース株式会社/代表取締役社長 著書 『わたしの仕事シリーズ2 看護師』新水社 『医師の労働時間は 看護業務の「分業化」で削減する』幻冬舎 『外国人看護助手テキストブック』幻冬舎