第24回目のインタビューは、レストア川崎に勤務する介護スタッフ、サンダーさんです。
彼女はミャンマー人のスタッフです。A-LINEでは学生時代からアルバイトをしてくれていました。
ミャンマーから来日して7年。
日本語でのインタビューも難なくこなすスキルを身につけ、優しさあふれる性格も相まって、利用者さんからの信頼を確実に高めています。
そんな彼女から、介護施設で働くことの魅力について話を聞くことができました。
この施設で働いていて楽しいと思うことはどんなことですか?
サンダー:利用者さんとコミュニケーションをとったり、いろいろな話をすることが楽しいです。
職場のスタッフの皆さんも楽しくて優しいです。
日本に来てどのくらいですか?
サンダー:今年で7年目です。
この施設ではどのような仕事をしていますか?
サンダー:今まではできていたのにできなくなってしまった利用者さん、例えば歩けなくなってしまった人を歩けるようにサポートする仕事をしています。
わからない仕事や難しいと思うことはありますか?
サンダー:最初の頃は、利用者さんにとってどうすることがいいことなのかわからないことがありましたが、スタッフの方たちが教えてくれたので今はできるようになりました。
何時から何時までの勤務ですか?
サンダー:8:30〜17:30までの勤務です。
仕事以外で楽しいことは何かありますか?
サンダー:仕事が終わってからスタッフの方たちと一緒に食事に行って、いろいろな話をすることが楽しいです。
スタッフの皆さんとはプライベートでも楽しんでいるのですね。
サンダー:はい、そうです。
日本で介護施設で働くということは、なかなか同じ国の人でもできない経験だと思いますが、やってみてよかったと思うことはどんなことですか?
サンダー:最初は心配なことがたくさんありましたが、今は仕事も慣れてきて楽しい職場でよかったなと思います。
サンダーさんが笑顔で仕事している姿や、楽しく生活している姿を見るとご両親も安心するでしょうね。
サンダー:そうですね。去年ミャンマーに帰ろうと思ったのですが帰れなかったんです。
母から「いつ帰って来るの?」と言われたので、今年は帰って仕事の話もたくさんしたいと思います。
仕事中に利用者さんと話すことが多いと思いますが、話の中で勉強になったり学ぶことはありますか?
サンダー:日本に来て7年目ですが、まだまだわからない日本語ががたくさんあるので、利用者さんが丁寧に言葉を教えてくださいます。
利用者さんとも仲良くされているんですね。
サンダー:はい。最初は言葉がわからず話が合わないこともありましたが、今はコミュニケーションが取れるようになって、楽しく過ごしています。
これから介護施設や医療現場で働きたいと思っている人たちにメッセージをお願いします。
サンダー:高齢者をサポートできるこの仕事は、とてもいい仕事だと思います。
最初は不安もあると思いますが、この仕事に興味がある人たちはぜひ挑戦してみてください。
レストア川崎の概要はコチラから
シンカナース株式会社 代表取締役社長
看護師として勤務していた病院において、人材不足から十分な医療が提供出来なかった原体験を踏まえ「医療の人材不足を解決する」をミッションに、2006年に起業。 現在、病院に対しコンサルティングおよび教育を通じた外国人看護助手派遣事業を展開。25カ国以上の外国人看護助手を育成し、病院へ派遣することで、ミッションを遂行している。 東京都立公衆衛生看護専門学校 看護師 東洋大学 文学部 国文学科 学士 明治大学大学院 グローバルビジネス研究科 経営管理修士(MBA) 日本大学大学院 総合社会情報研究科 総合社会文化博士(Ph.D.) ニュージーランド留学 帝京大学医学部附属病院 東十条病院 三井住友銀行 元東京医科歯科大学非常勤講師 元同志社大学嘱託講師 元日本看護連盟幹事 元東京都看護連盟幹事 日本看護連盟政治アカデミー1期生 シンカナース株式会社/代表取締役社長 著書 『わたしの仕事シリーズ2 看護師』新水社 『医師の労働時間は 看護業務の「分業化」で削減する』幻冬舎 『外国人看護助手テキストブック』幻冬舎