AI活用ポリシー

Ⅰ. 基本理念

シンカナースは、「日本の医療現場が抱える人手不足を解消し、すべての患者が安心して医療を受けられる環境をつくる」という思いのもと、外国人看護助手の派遣・教育・コンサルティング事業を展開しています。

私たちは、AI技術を「人の仕事を奪うもの」ではなく、「人がより本質的な仕事に集中するための力」として捉えています。看護助手の採用・教育・病院とのマッチングにおいて、AIは私たちのノウハウと人の判断力を補完し、より多くの病院・スタッフ・患者の役に立つための手段です。

医療・福祉に関わる情報は、その性質上、特に慎重な取り扱いが求められます。シンカナースは、AI技術の可能性を最大限に活かしながら、患者・スタッフ・病院のプライバシーと安全を守り、信頼できる事業者として社会に貢献することを宣言します。

Ⅱ. AI活用方針

1. 人間中心の判断を大切にします

AIは情報の整理・分析・文書作成などを補助する道具です。人材のマッチング、スタッフの教育内容の決定、病院への提案など、人の判断が必要な場面ではAIの出力に頼らず、担当者が責任をもって最終決定を行います。AIによる出力はあくまで参考情報であり、その正確性・適切性の確認は人間が担います。

2. 機密情報・個人情報を入力しません

以下の情報を、外部のAIツール・サービスに入力することを禁止します。

  • 患者に関する情報:病院から受領した患者氏名・病歴・診療情報・個人を特定できるあらゆる情報
  • スタッフの個人情報:派遣スタッフ・応募者の氏名・連絡先・在留資格・健康状態・評価内容など
  • 取引先・病院の機密情報:契約内容・稼働状況・未公開の経営情報
  • 社内機密:未公開の事業計画・財務情報・顧問先からの秘密情報

AIツールを利用する際は、固有名詞や特定情報をすべて削除・匿名化したうえで入力します。

3. 利用するAIツールを適切に管理します

業務で利用するAIツールは、会社が承認したものに限ります。新たなAIツールを業務利用する場合は、事前に責任者の確認・承認を得てください。また、利用するツールが入力データを学習・外部共有しない設定(オプトアウト等)になっているかを確認します。

4. 生成物の確認と責任は人間が負います

AIが生成した文章・翻訳・提案・教育コンテンツ等を社外に提供したり、業務判断の根拠とする場合は、必ず担当者が内容を確認・検証します。AIの出力には誤り・バイアス・著作権上の問題が含まれる場合があるため、最終的な正確性・適法性の責任は担当者が担います。

5. 著作権・知的財産権を尊重します

AIの活用において、第三者の著作物・画像・文章を無断で入力・利用することは行いません。AIが生成したコンテンツを外部公開する際は、第三者の権利を侵害していないかを確認したうえで使用します。

6. 継続的にルールを見直します

AI技術は急速に進化しており、関連法規や社会の基準も変化します。シンカナースは、本ポリシーを定期的に見直し、時代に合った安全で責任あるAI活用を続けます。ルールに関する疑問・相談は、いつでも担当窓口に申し出てください。

Ⅲ. 私たちのAI活用における具体的な姿勢

シンカナースでは、現在AIを以下のような業務に活用しています。

  • 教育テキスト・研修資料の草案作成(担当者が監修・修正のうえ使用)
  • コラム・採用情報・SNSコンテンツの原稿作成支援
  • 外国人スタッフ向け日本語学習コンテンツの補助的な作成
  • 業務効率化のための社内文書・メール文案の補助

いずれの場合も、個人情報・機密情報を含まない形で利用し、最終的な内容の確認・修正は担当者が行っています。

Ⅳ. まとめ

AIは、看護師や看護助手・病院スタッフが本来の仕事に集中できる環境を整えるための道具です。私たちは、AIに頼りすぎず、人の温かさと専門的な判断を大切にしながら、医療現場の課題解決に向けて誠実に取り組んでまいります。

制定:2026年7月
株式会社シンカナース
代表取締役