2016年看護師界を表す言葉とは?

2016年看護師界を表す言葉とは?

  • 2016年12月16日
  • コラム
2016年看護師界を表す言葉とは?
2016年看護師界を表す言葉とは?

「今年の流行語」「今年の漢字」が決定

今年もあと2週間で終わりを迎えます。年末に向けて退院調整や外泊調整に忙しくなる時期でもありますね。各メディアでは「今年を振り返る」内容の特集が組まれ「そういえばこんなことあったな」と思い出しながら出勤の支度をする方もいるのではないでしょうか。

つい先日発表された今年の流行語、今年の漢字。清水寺で書が書かれる風景は師走の風物詩となりました。

 

今年の流行語大賞「神ってる」

http://singo.jiyu.co.jp/

 

今年の漢字「金」

http://www.kanken.or.jp/kanji2016/

 

今年の感染症業界の流行語「DU」(「経口第三世代セフェムはだいたいウンコになる」の略:興味のある方は以下を参照下さい)

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/anursing/kutsuna/201612/549437.html

 

皆さんそれぞれの「今年の流行語」「今年の漢字」もあるかと思います。

 

看護業界を1文字で表すと?

では今年の看護業界の流行語・漢字は一体何か、気になってきませんか?

皆さんの職場や皆さん自身にはこの1年どんなことが起こったでしょうか?

 

個人的な見解ですが「看護界今年の漢字」として以下の2つ、それに関連する出来事を4つずつ挙げてみました。

 

①「怖」 

1.老人ホームで介護士が利用者をベランダから転落させた事件 

2.大口病院で起こった患者さんの中毒死事件 

3.複数の病院で点滴の袋に穴があいていた問題 

4.病院で看護師が刺された事件 

 

今年は医療施設で「事件」が多く起こりました。「事故」ではなく「事件」なのが非常に特徴的といえるでしょう。医療安全をどう強化していけばいいのか、新たな局面を迎えています。

 

②「挑」 

1.2025年に向けた新たな看護のあり方の検討 

2.特定看護師の誕生 

3.通信制教育課程の改正 

4.「3A」(安全、安心、明るい)を価値観とした「シンカナース」のスタート 

 

医療制度が急性期から2025年問題の対策へとシフトし、看護も共にそこに向かって変化していく様子がうかがえた1年となりました。

 

対照的ともいえるこの2つの漢字。法改正・診療報酬改定・2025年問題等日本が抱える社会問題によって私たち看護師をはじめ医療職者はこれまでも翻弄されてきました。そしてこれからも翻弄を続けながら、より良い医療の提供に向かっていくのだと思います。

 

来年の看護界はどんなことが待ち受けているのでしょうか?シンカナースはまだ走り始めたばかりですが、3A(安全、安心、明るい)な看護の創造を目指して皆さんと共に進化し続けていきます。

 

 

高山 真由子
シンカナース副編集長
慶應義塾看護短期大学  東海大学健康科学部看護学科 看護学士  早稲田大学大学院政治学研究科 ジャーナリズム修士  ニューヨーク留学  慶應義塾大学看護医療学部 慢性看護学実習指導  東海大学健康科学部看護学科 在宅看護学実習指導  東京都御蔵島村 保健師  シンカナース副編集長