「看護師の仕事向いてないかも・・」は誰もが一度は通る道!?

コラム

看護師に向いていない人はいる?

「私って看護師に向いてない」と考えたこと、みなさん一度はあるのではないでしょうか?「向いている」と思って働いてきたのに、失敗を繰り返したり人間関係に悩んだりして行き詰まった時、「向いていないのではないか」という思考に至ります。ではあなたが看護師に向いていないから失敗するのでしょうか、人間関係に悩むのでしょうか。答えは「NO」です。

看護師に「向いていない人」は実はいません。看護師として働いている人、看護師を目指している人、すべての人が看護師に「向いている人」なのです。活気がある人、無口な人、積極的な人、マイペースな人、みなさんの職場にもいろいろなタイプの看護師がいることでしょう。様々な性格や価値観を持った人たちが混ざりあって仕事をすることで化学反応が起こり、よりよい看護実践を可能にします。それぞれに成長のスピードや得手不得手はあるでしょうから、思うようにいかないこともあります。でもそれは「向いていない」こととはまったくの別物だということを認識しておく必要があるのです。

「向いていない」はいつも隣に

また、自分が求める看護師像がある場合、それに近づけないことが「向いていない」と思う原因になっていることもあります。慕っている先輩のようにキビキビと動けないから私は向いていないんじゃないか・・・。でもそんな先輩自身も悩みながら育ってきたのですし、もしかしたら今「看護師に向いていない」と悩んでいるかもしれません。逆にあなたの仕事ぶりを見て「あの子看護師に向いているな」と思っている可能性だってあります。

さらには師長や先輩、中には学校の先生から「あなたは看護師に向いていないからやめた方がいい」と言われた経験がある人もいるでしょう。でもそんなパワハラとも言える言葉を真に受けてはいけません。向いているかどうかは誰かに決められるものではないのです。

向いていない人はこんな人

あえて「向いていない人」について考えてみました。挙げるとするならこんな人ではないでしょうか。

1.言葉使いが汚い
2.約束や時間を守れない
3.マナーを守れない
4.協調性がない
5.報告・連絡・相談(=ほうれんそう)ができない

こういう人は看護師に向いていない以前に、社会人としての素質を疑ってしまいます。どんな職業についても適応できないでしょうし、職場にいてほしくない人ナンバーワン間違いなしですね。

 

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