No.19 鈴木恵美子様(一般社団法人横浜メディカルグループ本部)「看護部の運営で重要なのは感情コントロール」4/5

No.19 鈴木恵美子様(一般社団法人横浜メディカルグループ本部)「看護部の運営で重要なのは感情コントロール」4/5

  • 2017年6月9日
  • インタビュー
No.19 鈴木恵美子様(一般社団法人横浜メディカルグループ本部)「看護部の運営で重要なのは感情コントロール」4/5
No.19 鈴木恵美子様(一般社団法人横浜メディカルグループ本部)「看護部の運営で重要なのは感情コントロール」4/5

第1部第2部第3部に続き、一般社団法人横浜メディカルグループ本部の鈴木恵美子本部看護部 看護部長のインタビューをお届けします。

第4部では、看護部長としてのご苦労や価値観、休日の過ごし方について伺っています。

 

看護部を運営するということ

 

菊名記念病院の看護部長から本部看護部 看護部長になられるまでには、グループ内の他の病院や施設でも勤務されたのですか? 

 

鈴木:菊名記念病院のあとは訪問看護ステーションに異動して、その後は介護施設レストア川崎、レストア横浜、回復期新横浜リハビリテーション病院、そして長野県にある介護施設かりんの里、最近では認知症専門病院の立ち上げ等の現場に関わりました。

 

立ち上げから関わることは大きなエネルギーを要すると思いますが、最もご苦労なさったのはどのようなことでしたか? 

 

鈴木:看護師の採用が1番大変でしたね。

スタッフから看護部長クラスまで集めなければなりませんでしたから。

菊名では開院当初は若い看護師ばかりを採用していたのですが、実はそれは失敗経験でした。

患者さんの中には高齢の方もいるわけですから、若い看護師だと技術はあっても経験が足りないので患者さんの対応ができないんですね。

その失敗経験をふまえて、その後はある程度経験豊富な看護師を採用するようにするなど、私自身たくさん失敗をしながら学んでいって、その経験の積み重ねの結果が今ある11の組織という形になったように思います。

やってみなければわからない部分も多いですからね。

看護部を運営するにあたってどのような事が重要ですか? 

 

鈴木:人間ですから感情が出ますので、感情のコントロールが十分にできることを重要視しています。

部下は上司の顔色を見ていますからね。

スタッフが管理職の顔色をみながら仕事をしているのは環境的によくありませんから、師長・部長面接のときにもそのことは伝えています。

いくら知識や技術はあっても、マナーやコミュニケーション能力がないと人を動かすことはできません。

その人の性格ですから難しい部分もありますが、私自身もモデルになれればと、みなさんに笑顔で接するように心がけています。

看護師は病院の顔でもありますしね。

笑顔と身だしなみを気をつけることは、病院の質を高めることにもつながります。

グループ内の病院回りをする時は常に確認していますし、自分自身も気をつけていますね。

 

ご自身で病院まわりもされているんですね。 

 

鈴木:すべての病院・施設に行けるわけではありませんが、何か問題を抱えていたり気になることがあれば、現場に行って直接確認するようにしています。

本部看護部としてグループ全体の問題を考えていく必要があるので、それが精神的な負担となって行きづまったり落ち込んだりすることもあるんですよ。

グループの問題・課題を抱えることになりますから、そのストレスは非常に大きなものとなります。

メンタルコントロールも行っていますが、時々精神的に追い込まれて、「これはいけない!」と自分で気付くこともあります。

 

そういう時はどのように対処されますか? 

 

鈴木:おいしいものを食べたり飲んだりして発散しています。

あとは友人との旅行もいい気分転換になっています。

年に1度行く京都(舞妓さんとお座敷遊び)はいつも楽しみにしています。

ゴルフやウォーキングも好きですね。

先日も自由が丘まで歩いてきたところです。

癒やしという点では、セキセイインコを4羽飼ってかわいがっています。

夫婦喧嘩してもインコの世話をしていますからすぐに仲直りできるんですよ(笑)。

 

ご主人に仕事の相談をされることもありますか? 

 

鈴木:家では仕事の話はほとんどしませんね。職場を出たらもう考えないようにしていま す。

ここに入ったら仕事モード、ここを出たらスイッチオフ。

切り替えや気分転換が上手な方かもしれませんね。

気分転換できるかできないかで仕事の出来も変わってきますからね。

 

 

切り替えがそんなにビシっとできるのも才能ですね。

 

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中 友美
A-LINE株式会社 代表取締役社長 シンカナース編集長
北区医師会看護高等専修学校 東京都立公衆衛生看護専門学校 東洋大学文学部国文学科 明治大学大学院グローバルビジネス研究科 経営管理修士(MBA) 日本大学大学院総合社会情報研究科 博士後期課程在学中 ニュージーランド留学 A-LINE株式会社/代表取締役社長 東京医科歯科大学非常勤講師 著書『わたしの仕事シリーズ2 看護師』新水社