白衣とスクラブと

白衣とスクラブと

  • 2017年3月20日
  • コラム
白衣とスクラブと
白衣とスクラブと

進化する白衣の世界

 

2008年から放送されたドラマ「コードブルー」以降、医療界で起こった変化。 

それは私たちが仕事で着る白衣の選択肢にスクラブが増加したことです。 

 

スクラブというと以前はオペ室やカテーテル検査等の際に着るダボダボな「仕事着」という印象がありました。 

また、「ER」を始めとする海外医療ドラマでドクターやナースたちが着ているなど、病棟やクリニック等の現場では着る機会は少なく、自分たちのフィールドのはるか遠くで起こっていることでした。

私自身フリーランスで仕事をしていたこともあってたくさんの白衣を持っていますが、最近はスクラブを購入することが増えました。

豊富なデザインはもちろん、着心地の良さも選択する理由に挙げられます。

多彩なカラーや柄を選べることもスクラブの良さではないでしょうか。 

最近では病院のユニフォームとして、白衣だけでなくスクラブを導入するところも増えてきています。 

皆さんの職場の休憩室にもあると思われる、通販のカタログにも確実にスクラブのページが増えているのではないでしょうか。 

新しいものを受け入れる器

しかし、ある時カラーのスクラブを着て仕事しようとしたところ、ドクターから以下のようなことを言われました。

「それ白衣じゃないよ」

「僕はそれ好きじゃない」

やっぱり白衣なんだから白いのにしてよ」

シワシワの白衣を着て言われても説得力がないなと思いつつ・・・

私としてはシワシワの白衣、そちらの方が気になってしょうがないのですが。 

そんなことを言われると「この人の思考回路は更新されていないかな?」という思いがめぐります。 

白衣に限らずどんなことであれ、新しい物事や時代の変化や多様性を受け入れる余裕を持っていることは、人として成長していく上で必須条件ではないでしょうか?

医療でも、日々新しい治療法や理論が確立されていきます。

また、新人さんが就職したり、中途入職で入るスタッフもいるでしょう。

その時に、それらを・彼らをすぐに否定することは簡単ですが、化を感じそれを認め、適応する私たちの準備も必要です。

そのためには、

・様々な人たちと仕事をしてたくさんの価値観に触れること

・情報収集のアンテナを張っておくこと

これらを意識していくことで、私たちは進化し続けることができるのではないでしょうか。

 

高山 真由子
シンカナース副編集長
慶應義塾看護短期大学  東海大学健康科学部看護学科 看護学士  早稲田大学大学院政治学研究科 ジャーナリズム修士  ニューヨーク留学  慶應義塾大学看護医療学部 慢性看護学実習指導  東海大学健康科学部看護学科 在宅看護学実習指導  東京都御蔵島村 保健師  シンカナース副編集長