看護師✕異動 

看護師✕異動 

  • 2017年3月16日
  • コラム
看護師✕異動 
看護師✕異動 

異動の季節

春は出会いと別れの季節。

卒業、入学、入社、退職、転職。

そして異動。

組織は変わらずとも、別の部署に異動になる人もいることでしょう。

産休・育休明けからの職場復帰で新たな部署に配属される方もいるのでは?

 

・希望部署への異動 

・予想外の部署への異動 

・別の組織への出向 

 

人によってポジティブなもの、ネガティブなもの、捉え方はそれぞれです。

病院勤務している以上、看護師も組織の一員です。

病棟・外来・オペ室・看護部等、看護師が所属する部署は数多くあります。

1つの部署に3〜5年勤務していると、異動の気配を感じるのではないでしょうか。

 

異動を実施する理由は

 

そもそも異動する理由はどのようなものなのでしょうか?

 

1.キャリア形成 

スキルアップを図ったり、仕事へのモチベーションを向上させる狙いがあります。病棟によって経験できる疾患・スキル・退院支援等は異なります。管理職になる前に経験しておいた方がいい部署があったり、一定期間以上同じ部署にいたりする場合は、別の部署を経験して看護師の能力を高めるために必要です。

 

2.組織活性化のための人員調整 

結婚・妊娠・出産等、女性のライフイベント等によって、スタッフの経験年数の偏りや夜勤可能人員の減少といった変化が生じることがあり、その調整のためには異動による人員調整が効果的と考えられます。

また、認定看護師や専門看護師等の資格をとった場合は、その分野の活動が行える部署に異動し、力を発揮できる環境を整えることもあるでしょう。

 

3.人間関係調整 

「ジャイアン」(コラム「退職する?退職しない?」参照)となったお局ナースは、異動によってその力を発揮しにくくなることが期待できるため、表向きは別の理由だとしても、部署内の環境改善のために異動させることがあります。

 

よほどの事情がない限り、決定された異動を断ることは基本的にはできませんし、組織に属する1人としてしてはならない行動といえます。

行ってみれば意外とすんなり適応できたり、「異動してよかった!」と思えたりすることも多いようです。

新たな自分に出会える機会、とポジティブにとらえて次なるチャレンジにとりかかってみてはいかがでしょうか。

 

高山 真由子
シンカナース副編集長
慶應義塾看護短期大学  東海大学健康科学部看護学科 看護学士  早稲田大学大学院政治学研究科 ジャーナリズム修士  ニューヨーク留学  慶應義塾大学看護医療学部 慢性看護学実習指導  東海大学健康科学部看護学科 在宅看護学実習指導  東京都御蔵島村 保健師  シンカナース副編集長