看護師✕子育て〜保育園選考結果来たる! 

コラム

 熾烈な保育園バトル

1月下旬から少しずつ聞こえてきた「保育園落ちた」の声。私は「日本死ね」とは言いたくないけどそうなってしまうかもしれない。自治体は違えど、我が家と同じ条件で申し込んでいるのに落ちた人がたくさんいて、私の頭の中はネガティブ思考まっしぐら。ママさん情報によると、滑り止めに認証保育所の仮入園をとりつけておくのはもはや常識とか。「え〜!?そうなの?うちは申し込んでないよ・・・どうしよ」今さら知っても後の祭り。情報を入手するほどにさらにネガティブ思考が高まっていくだけでした。役所勤務の友人に保育園選考事情の話を聞くと、今はみんな「夫婦共にフルタイム」という家庭だそう。そこがスタートラインだとして必要性の高さをどう判断しているのか。申し込み時にすでに認証保育所等に預けて働いている人がポイントが高いと知ってからの敗北感たるや・・・。メンタルがものすごくやられる期間でした。落ちたら院内保育がある職場に行くしかないなと看護師の求人を探してみたりして。我ながら崖っぷちに追い込まれていたようです。

運命の合格発表!

申し込み時に「2月下旬に結果を通知します」と言われたのでまだ先かと思っていたのですが、Xデイは突然にやってきました。

少し厚みのある封筒に期待を寄せつつここ数年で最も緊張した瞬間。大学院受験の合格発表を思い出しました。いや、それよりも緊張したかもしれません。通知書に「利用可」の文字を見つけてそれはそれは心の底から、腰が抜けるほど安心しました。夫が感じた安心感とは温度がまるで違うのですが。なぜって、もし落ちたら妻である私が働き方もしくは仕事を変えなければならないから。

次の壁あらわる

ホッとしたのも束の間、入園グッズの準備や生活時間の組み立てを考えたりと、思考回路は次のステージへと移動しました。4月の慣らし保育を経て遅くとも5月には本格的な保育園生活が始まります。「1歳までは発熱などで呼び出されてばかりで仕事にならなかったよ」「1歳までは時短勤務がいいよ」。保育園通ったことを先輩ママでもある友人たちに報告するとこんなアドバイスがドドっと返ってきました。やはりそうなのか・・・入園後半年は覚悟が必要なようです。その後も3歳までは何かとトラブル続きだそうですが。自分の仕事の目標をどこに置くかも考える必要がありそうです。

1つ越えると次の壁が・・・これを延々とクリアしていくのが子育てなのだなと少しわかってきました。