看護師✕子育て 〜まさかの産後うつ?! 

看護師✕子育て 〜まさかの産後うつ?! 

  • 2017年1月31日
  • コラム
看護師✕子育て 〜まさかの産後うつ?! 
看護師✕子育て 〜まさかの産後うつ?! 

思っていたより退屈だ・・・

「産後1ヶ月は大人しくするように!」私が産後大人しくできないことを見越してか、周りにいるあらゆる人たちからこう言われたこともあり、ここはおとなしく過ごそうと産後1ヶ月間自宅謹慎というガマン大会が始まりました。「疲れるから出かけたいって思わないよ」との予言もしてもらっていましたが、実際に子育て生活が始まってみると2週間後くらいから「早く外に出たい」その願望が日に日に増していっていました。「授乳→寝る→オムツ」のエンドレス生活で睡眠不足な毎日ではあるのですが、生活自体思ったほどキツイものではありませんでした。これも日頃の体力のおかげですかね。そのせいか、刺激の少ない生活に早くも飽きてしまったのでした。

涙はホントに勝手にあふ

1ヶ月が少し過ぎた頃、早朝からおっぱいをあげてもなかなか寝ないため抱っこしたりなだめたりまたおっぱいをあげたり・・・ふと気づいたら5時間近くも経っていました。カーテンを開けていないため10時過ぎだというのに薄暗い室内。「5時間も私何やってたんだろ・・・」そんなことを思ったら勝手に涙が出ていました。今のところ後にも先にもこれっきりですが、噂には聞いていたけどホントに涙って勝手に出てくるんだと妙に冷静な自分もいました。5時間というとなかなかな時間数です。日勤だったら休憩も終わって午後のケアやオペのお迎えに行ったりしている時間です。幼稚園のお迎えまであと少しという時間でもあるでしょう。夜勤明けに5時間残業しようものなら(したことはありませんが)グッタリうなだれているかもしれません。

絶望的な気持ちになった自分に気づき「これはマズイ」と思ってカーテンを開け、窓を開けて深呼吸したら少しスッキリ。「あぁ、こうやって世の中の新米ママたちはうつになっていくんだな」と実感しました。朝カーテンを開けて陽の光を浴びるって本当に大切なことですね。危ないなと自分で気づけたのも、行政保健師の仕事で母子保健に携わっていたおかげでしょう。子育てが始まったことで、今後もし保健師の仕事に携わったなら、根拠はもちろん自分の経験を踏まえたアドバイスができるようになりたいなと思います。

高山 真由子
シンカナース副編集長
慶應義塾看護短期大学  東海大学健康科学部看護学科 看護学士  早稲田大学大学院政治学研究科 ジャーナリズム修士  ニューヨーク留学  慶應義塾大学看護医療学部 慢性看護学実習指導  東海大学健康科学部看護学科 在宅看護学実習指導  東京都御蔵島村 保健師  シンカナース副編集長