看護師国家試験合格の秘訣 〜番外編その②

コラム

試験前にできることは勉強だけではありません。番外編その②ではそんなことをご紹介します。

合格祈願に出かけよう

忘れてはならないのが「神頼み」です。初詣に行ったから・・・というあなたも今一度神社に合格祈願のお参りに行きましょう。受験の神様といえば湯島天神ですが、この時期の湯島天神はあまりにも受験生だらけなので、自宅の近くや学校の近くにある神社への参拝でも十分なように思います。参道をゆっくり歩いたり、御神木を見上げてみたり、境内で深呼吸してみたり。合格祈願はもちろんですが、勉強しかやらない日々に癒やしを与えてくれるものでもあります。神様からパワーもいただけたような気持ちになります。せっかくですからそんなことができる神社に行ってみましょう。

移動を含めてお参りに1時間かけたとしても、それで不合格になるわけではありません。「1にも2にも勉強!」この姿勢は大切ですが、時にはホッとひと息つける時間を持ち、自分を追い詰め過ぎないよう意識しましょう。そして神社で買った合格祈願のお守りを国試当日持っていくことを忘れずに。

体調を崩さない

どんなに勉強しても当日体調を崩してしまっては今までの苦労が台無しになります。私は体調を崩さないように「食べる・寝る・笑う」この3つを勉強以外の1日のテーマにしていました。当時から体力だけは自信があましたが、国試勉強では普段使い慣れていない脳みそをフル稼働させることになります。運動部の部活のようにエネルギーを消費するため、それを補うべくおいしいものをしっかりと食べる、これも大事な国試対策です。母に「○○が食べたい」とリクエストすると普段は買ってくれないのに、国家試験前だからなのかすんなりOKが出たのもよく覚えています。運動しないから太るだろうと思いきや、勉強で脳みそを激しく使うので体重増加なく過ごせました。また、効果のほどはわかりませんが、風邪予防にいいとされるヤク○トやR-○といった乳酸菌飲料を飲むことも対策の1つと言えるでしょう。

そして、睡眠もおろそかにできません。眠気を感じながらの勉強ははかどらないことはみなさんすでにご存知でしょう。○時までにはベッドに入る!そんなマイルールを決めることも1つです。生活リズムを少しずつ朝型に切り替え、シャキッとした脳みそで試験を迎えられるようにしたいですね。

 

また、家でも学校でも笑うことを大切にしていました。笑おうと思って笑うのではなく、会話の中で自然と笑う瞬間があるということです。免疫力アップはもちろんですが、笑うことでストレス解消にもなります。1日の生活の中で「楽しい!」と思える時間があると明日への活力になりますね。

試験会場にたどりつく

前日からホテルに泊まる学校もありますが、私たちは当日それぞれの自宅から試験会場に向かうスタイルでした。あまりいないかもしれませんが、私は自宅から会場である大学に自転車で行きました。本来はバスで30分程度で行けるのですが、渋滞や事故などを考慮し、自分の脚力を信じての選択でした。寒い朝に自転車を漕ぐのは大変かと思いきや、体を動かすことでポカポカして試験前のいい準備運動になりました。何度も通ったことのある道だったことも安心できる点でした。

とはいえ、電車等の公共交通機関で会場に移動する方がほとんどでしょうから、乗ったことのない路線だったり、普段乗らない時間帯だったり、「いつもと違う」場面に出くわすことも多いと思いますので、やはり下見は大事です。せっかく行くなら下見と合格祈願を兼ねて会場近くの神社にお参りに行く、会場近くにおいしいケーキ屋さんがあるから下見後はそこに寄ってみる、といったやり方もよさそうです。

試験後の楽しみを励みにする

試験後は楽しい卒業旅行が待っています!最近の卒業旅行は国内と海外両方に行くことが多いと学生さんから聞いたことがあります。就職したらなかなか長期の休みはとれないので、ここは大盤振る舞いでもいいのかなと思います。私は国試が終わったその日の夜行バスに乗り国内スキー旅行に出かけましたが・・・。国試の答え合わせはバスの中でやりました(笑)

一緒に過ごす家族・友人もインフルエンザやノロウイルス等の感染症に注意しながら受験生をサポートしていきたいですね。みんなが目指すは「合格!」ただそれだけです。さあ、ラストスパートへGO!!